就職、転職するということ
職場を選ぶとき、あなたは何を重視しますか?
お金、勤務体系、雰囲気、人間関係、何が得られそうか、インスピレーション等・・・、人により思いは様々だと思います。各々未来予想図を思い描くでしょう。
ですが、理想の仕事、会社、上司、同僚というのはたいてい思い通りにはいかないことが多いです。実際に働く前に、その会社での仕事に充実感があるかどうか見極めるのは困難です。
学生で、時間に余裕があれば、しばらくインターンとして無給で働くという選択肢もあるかもしれませんが、実際問題としてそれは現実的ではないでしょう。
「こんなはずではなかった」という感覚は誰もが抱くもので、ある種の心理的な壁に突き当ります。壁となっている原因は何なのか、その壁は破壊するのか、あるいは迂回するのか、よじ登るのか・・・。
昨今の社会情勢を考えると、少子高齢化、経済停滞、自然災害etc...とかつてないほど不確実性の高い状況に誰もが置かれています。
今と同じ環境がずっと続く保証はないわけで、体力、若さ、経済、住居、または結婚して転勤など生活は月日とともに変わっていきます。
そのようななかで、10年後も生き延びる、輝ける実力、持続可能な働き方ができるような展望が必要になってきます。それは、ぼやっとした未来予想図ではなく具体的な未来設計図でしょう。
一方10年後に社会から求められる歯科のあり方をイメージすると何が思い浮かぶでしょうか?
高齢化が今より進行して、有病者を診る割合は増える可能性が高いです。また病院との連携や、訪問診療の需要は高まるでしょう。一方で若年層は減ることが見込まれます。
そのような状況下で、10年後でも活躍できる人材目指して、あなたの未来設計図を共に描きましょう。