理想の職場
理想の職場とは、人それぞれ思うところがあると思います。給料、勤務時間、仕事のしやすさ、人間関係・・・。
当院は“そこで支えあう仲間と共に働けるか?”ということを、ひとつのポイントにしたいと思います。
例えば、目の前に長い坂、気の遠くなる長い階段、そびえたつ山を思いうかべて下さい。あなたなら、どうやって対処します?
健脚で体力に自信があるなら坂道ダッシュ、一段飛ばし、弾丸登山、トレイルランニングをするかもしれません。
でも普通の人なら息切れしないように、また足腰を労わりながらゆっくりと一つ一つのハードルをクリアしていくでしょう。
医院での成長の仕方も似たようなものだと私は考えます。
焦りは禁物で、しっかりとトレーニング、準備したうえで臨むことが大事です。
早く結果を出さなきゃ、いいとこみせなくてはと浮足立ったり、前のめりな気持ちを抑えることも時には大事です。
一方で高いハードル、壁にあたり及び腰になったときは、そっと背中を押してくれる先輩がいれば心強いはずです。
勤務医時代は、いざとなったら院長が助けてくれるという安心感があったおかげで難しい抜歯やインプラントにも取り組めた記憶があります。
じっくり取り組む時間と機会を与えられる職場、そしてそれをサポートできる仲間がいて日々の何気ない仕事や困難に対しても、達成感や満足感が得られるのではないでしょうか。
それはには、スタッフの悩みに耳を傾ける時間、スタッフの方から“ここを改善したほうが良い”といった意見が気後れすることなく言える関係、真面目な話から冗談まで言い合えるようなフラットな間柄、そういう関係を築ける職場が理想と考えます。